働く時間の説明①【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、働く時間についてしっかり明示しておく必要があります。

会社に遅れたとき、早く帰ったとき、休んだときなど、労働時間をはっきりさせておくことで、そのときの賃金に対してのトラブルを防止することができます。

外国人社員とどのように文化や時間に関しての違いがあるか説明していきます。

そもそも労働時間とは

労働時間とは、「使用者の指揮命令下に置かれている時間」をいいます。会社で決まっている時間より長く働かせたとき、その労働が使用者の指示であったときは、その時間分の給 料を支払う必要があります。

これは、始業時間より前に働いたときも、終業時間より長く働いたときも同じです。

例えば、会社の指示で始業5分前に会社に来て仕事の準備をした き、その5分間が「使用者の指揮命令下に置かれている時間」と評価される場合は労働時間 なので給料を支払う必要があります。

日本と海外の時間の考え方

日本では、時間ちょうどに業務を開始できるように、自発的に始業時間よりも早く出勤する人が多い職場もあり、出勤から始業までを労働時間と考えないことも多いです。

学校などで「5分前行動」と教わった経験があるなど、日本社会が遅刻にとても厳しい文化があるためと考えられます。

外国では、日本と生活ペースや文化が異なり、時間を守ることについての考えも異なる場合があります。 働き始める時間については、例えば9時始業であれば9時に到着すればよいという理解をする人もいます。日本人の感覚からすると「時間にルーズだな」と思われるかもしれませんが、その方の母国では、そうした働き方が一般的である場合があるということに気づくことが大切です。

始業時間・終業時間を明確に

会社が始業時間ちょうどに仕事を開始できるようにしてほしいときは、準備をする時間も給料が支払われるかどうかも併せて、明確に伝えることが望ましいです。

また、時間に遅れるときには前もって連絡が必要であることなど基本的なことについても、相手がそれを当たり前と考えない場合があるので、明確に説明することが大事になります。

始業時間に厳しい一方で、終業時間にはルーズな印象があります。

始まる時間は「皆が仕事を始める時間に自分が始められないと印象が悪い」、

終わる時間は「周囲が仕事しているのに自分だけ帰ることに引け目を感じる」など、日本人 が時間そのものよりも、周囲との協調を重視しているといった背景があると考えられます。

外国人社員の方には「終業時間後、すぐ帰っても差し支えない」のか、「業務上の必要性があるから終業時間後も働いてもらいたい」のかを丁寧に説明する必要があります。

休日・欠勤・休暇の違い

休日、欠勤、休暇の違いは、特に間違えやすい部分なのでより丁寧な説明が必要です。

どれも休みであることには違いありませんが、休みの間に給料が引かれるのか、引かれないのかなどは伝えておかないとトラブルにつながることがあります。

3つの休みの違いを分かりやすく説明することが大切になります。

この働く時間や休む時間に対しても一から丁寧に説明する必要があり、外国人材も理解してる部分もありますが、再度確認できるようにもなります。

そのためこのようなことでのトラブルも防ぐことができ外国人社員にも気持ちよく働いてもらうことができます。

トラブルになるとこの説明をするよりも何倍もの時間がとられてしまうので、会社の生産性が良くなるためにも事前に説明しておくことが重要になります。

 

ワールドチアーズ協同組合

HP:https://worldcheers.or.jp

Facebook: https://www.facebook.com/worldcheers2015

Instagram: https://www.instagram.com/worldcheers/

Twitter: https://mobile.twitter.com/worldcheers1

YouTube: https://youtube.com/channel/UCtJ5JbNovbKgvK2zi8zeEag

働く時間の説明①【外国人雇用】

の説明となります。

是非この記事をご参考ください。