賃金について説明をする場合|基本給【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人を雇用する際、賃金についての説明が非常に重要であり、齟齬があるとトラブルになることも多くあります。

日本人を雇用する場合は、手当や税金など控除のことを理解している方も多く、仕事の説明、会社のルールの説明だけで充分であることがあります。

しかし外国人を雇用する場合は、日本と母国の社会制度など異なるため、基本給の意味、税金など控除される理由など理解できないということがあり、トラブルになることがあります。

トラブルを未然に防ぐため、そして気持ちよく働いてもらうためにも、基本給の意味や控除される理由に対してしっかり納得、理解してもらう必要があります。

基本給についての説明をしていきます。

基本給について説明する場合

日本人、外国人と労働者を雇用する場合、最低賃金法に基づき、最低賃金よりも安く働かせることはできません。

この最低賃金額は、基本給と諸手当が対象です。

下記項目については、最低賃金額に含まれません。

・諸手当の一部(精勤手当、家族手当、通勤手当)

・割増賃金(時間外労働割増賃金、休日労働割増賃金、深夜労働割増賃金)

・臨時に支払われる賃金(結婚手当など)

・1 ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)

 

日本では最低賃金法がありますが、海外では最低賃金制度がない国もあります。

賃金について説明するときは、管轄地域の最低賃金を必ず説明することが大事です。

最低賃金の説明

  • 日本では、 働く人の生活を守るために、仕事をしたときに会社からもらうことができる一番低い給料<最低賃金といいます>が決まっています。これは、国の法律で決まっています。
  • ○○で仕事をする人は、1時間で〇円以上の給料をもらうことができます。これは、国の法律でまっています。
  • 1時間で何円以上の給料をもらうことができるかは、住んでいる都、府、県で決まっています。
  • あなたの 1時間の給料は、【あなたの給料】÷【会社が決めた働く時間数の平均】 で計算します。
  • この計算のとき、家族手当、通勤手当は、【あなたの給料】の中に入りません。家族手当、通勤手当は、仕事が理由ではないからです。
  • この計算のとき、割増賃金は、【あなたの給料】の中に入りません。毎月同じではないからです。

お金に関することは事前に、書面で理解するまで説明し、理解したらサインをしてもらうことでトラブルを防ぐことができます。

あとから聞いてないというトラブルは多々あります。

最初にお金のことを細かく説明すると、トラブルも未然に防ぐことができ、安心感を与え、信頼もされるようになります。

ワールドチアーズ協同組合

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賃金について説明をする場合|基本給【外国人雇用】の説明となります。

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