有給休暇の説明①【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、有給休暇を取得してもらう必要があります。

有給休暇は最低でも年に5日は付与しなければなりません。

有給休暇はなんのためにあるのか、何日取得することができるのか、いつ取ることができるのかなど、外国人材に対して有給休暇のルール説明を丁寧に説明することが大事になります。

外国人材にどのように伝えるか説明していきます。

有給休暇とは

有給休暇とは、給料をもらいながら会社を休むことです。

年次有給休暇は、働く人の健康を守ることと、ストレスを軽減することが目的です。

会社が毎年一定の年次有給休暇を付与することは、労働基準法で義務付けられています。

日本と海外の有給休暇の違い

日本では、有給休暇をたくさん使って休むことに引け目を感じる、また何かのときのため

に使わずとっておきたいといった考えを持つ人が多いためか、有給休暇取得率も、決して高

いとはいえない現状があります。

一方、外国人の中にはそう考えない方も多く、また母国の休暇制度が異なる制度のため、

日本の有給休暇の使い方について、そもそも誤認している可能性もあります。

労働者の健康を守るためには休むことも大切です。

これは、日本人社員にも同じように伝えるべきことですが、有給休暇は労働者が臆せずに取得できるものだということを伝えましょう。

また、本人が使いたいときに使えないなどの状況を防止するため、事前にどのような状況で使うものであるか、具体的に説明する必要があります。

有給休暇の取り方

有給休暇を取る日は、社員が自分で決めることができます。

ただし、その日に有給をとると、客観的に見て「会社の正常な運営ができなくなる」と言えるときは、会社が働く人に有給休暇の日を変えてもらうことができます。

また、1年に10日以上有給休暇が付与された場合、そのうちの5日は必ず使って休まな

いといけません。これは、働く人にしっかり休んでもらって健康を守るためです。

そのため、与える有給休暇のうち5日は、会社が日にちを決めて有給休暇を取得させなければいけません。

日本と海外での有給休暇の取り方の違い

日本では、お盆やお正月に家族や親戚と集まる風習があり、その時期に有給休暇を使って

帰省をする人も多いです。

外国人の中には、母国への帰国のために有給休暇を取ることを希望される方もいます。

文化や風習の違いから、日本のお盆やお正月とは休みの時期や期間が異なる場合があります。

通常の有給休暇の制度とは別に、帰国のための休暇制度を作ることも有効です。

長期休暇

長期休暇は業務への影響も大きくなることが多いため、事前に伝えてほしいこと、避けてほ しい期間がある場合はその期間など、しっかりと説明しておく必要があります。

休んでいる間の給料についても、会社の規程をしっかりと伝えるようにしましょう。

有給休暇の取得期限

有給休暇は「いつまで使えるか」という取得期限が決められています。取得期限は、 有給休暇をもらった日から2年間です。

2年間のうちに使いきれなかったときは有給休暇が消えてしまうため、計画的に取得するよう伝えましょう。

 

有給休暇は旅行など好きなことをするのに使う方も多く、有給休暇のルールを伝えながら多くのコミュニケーションを取ることもできます。

有給休暇をしっかり取得していただけるように、丁寧に詳しく説明しましょう。

ワールドチアーズ協同組合

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有給休暇の説明①【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集を参考にしております。