外国人の採用を始める重要事項【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人を雇用する際、外国人を雇用する基本的な知識を身につけておく必要があります。

まず会社が外国人を雇用する体制を整えること、外国人人材を適切に雇用の管理ができることが大事になります。

さらに外国人を雇用することで労働基準法を遵守しているかより厳しく見られることもあります。労働基準法に反していないか再確認が必要です。

外国人の採用を始める重要事項

外国人雇用管理指針には、事業主が遵守すべき法令や、努めるべき雇用管理の内容などが定められています。この指針の内容はしっかり把握することが重要になります。

募集・採用時

  • 国籍で差別しない公平な採用選考を行う。
  • 外国人であることのみを理由とする応募拒否は、公平な採用選考の観点から適切ではない。

法令の適用

  • 労働基準法や健康保険法などの労働関係法令・社会保険関係法令は、国籍を問わず外国人にも適用される。
  • 労働条件面での国籍による差別も禁止。

適正な人事管理

  • 労働契約の締結に際し、賃金、労働時間等主要な労働条件について書面等で明示することが必要。
  • その際、母国語等により外国人が理解できる方法で明示するよう努める。
  • 賃金の支払い、労働時間管理、安全衛生の確保等については、労働関係法令に従って適切に対応する。
  • 人事管理にあたっては、職場で求められる能力等の社員の評価・賃金決定、配置等の確保。

解雇等の予防再就職援助

  • 労働契約法に基づき解雇・雇止めが認められない場合がある。
  • 安易な解雇等を行わないようにするほか、やむを得ず解雇等を行う場合には、在留資格に応じた再就職が可能となるような必要な援助を行うように努める。
  • 業務上の負傷や疾病の療養期間中の解雇、妊娠・出産等を理由とした解雇は禁止。

採用の選考

外国人材の採用にあたって、国籍で差別してはいけません。公正な採用選考を行うことが重要です。求人の募集の際に、外国人のみを対象とすることや、外国人が応募できないという求人を出すことはできません。面接時に「国籍」等の質問は行うこともよろしくありません 。

採用選考段階において「在留カード」などを提示させることは、国籍など適性・能力に関係ない事項を把握することに繋がりますが、偽造の在留カードが出回っているため、状況をしっかり説明したうえで、在留カードの提示を求めることがマナーになります。

外国人を採用するにあたって上記のことを踏まえて実施すれば、良いスタートを切ることができます。

あとあとにしてしまうと、あれもこれもと余計な仕事が増えたり、トラブルになることが多く離職につながることも多いです。

面倒ではありますが、まずは上記のことをやることが重要になります。

ワールドチアーズ協同組合

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外国人の採用を始める重要事項【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人材と働くためのハンドブックを参考にしております。