退職金について説明するとき【外国人雇用】

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、退職金について説明する必要があります。

どのくらい働けば退職金がでるのか、いくらの退職金がでるのかなど気になるところです。

退職金についての伝え方を説明していきます。

退職金についての伝え方

退職金とは、会社をやめた人がもらえるお金のことです。退職金があるかどうかや、退職金の額は会社によって異なります。

一方、諸外国で退職金のあり方は様々であり、きちんと説明しないと、その制度や規定について、誤解されることもあります。

特に退職金制度を有する企業のみなさんは注意が必要です。

退職金の金額は、その会社で働いた年数や、会社を辞める理由などによって異なります。

自分の都合で会社を辞めるときは、定年を理由に辞める場合や、会社の都合で辞める場合と比べて、金額が少なくなることが多いです。

働いた年数や退職の理由と、もらえる金額を、表などで照らし合わせて伝えるようにしましょう。

また、そもそも退職金がない国もあるため、会社に長く在籍して貢献してもらうことで退職時にまとまったお金がもらえる制度であることを改めて伝えましょう。

その会社で長く働くモチベーションになるので、会社にとってもメリットをもたらすことができます。

退職金の支払い方法や支払時期については、それぞれの会社で決めることとなります。

自分の会社での支払い方法や制度がどのようなものか、入社時などあらかじめ説明をしておきましょう。外国人の方は、会社を辞めたあとに帰国して連絡をとることが難しくなる場合も多いので、退職時にトラブルが起こらないよう注意が必要です。

① この会社では、あなたが会社をやめるとき、いつもの給料ではなく、会社から特別なお金をもらうことができます。退職金というお金です。

② あなたが会社をやめるときもらうことができるお金は、この会社で長く仕事をすればするほど、増えます。でも、やめる理由によって変わります。

③ あなたが自分の都合で会社をやめるときは、会社の都合でやめるときよりも、会社をやめるときにもらうことができるお金は安くなります。

④ あなたが会社を辞めるときにもらうお金は、給料を払う方法と同じ方法で払います。

⑤ 会社をやめて、帰国して○年経ったら、退職金をもらうことができなくなるかもしれませんから、気をつけてください。

退職金もお金のことになるので、はじめに説明をしておかないと退職するときにトラブルになる可能性があります。

防げるトラブルほど無駄な時間はないので、事前にしっかり説明をすることが大事になります。

退職金について説明するとき【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集を参考にしております。