賞与・昇給・人事評価の説明【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、良い条件と感じるのが賞与、昇給のある企業に目がいきます。

賞与がどのくらいでるのか、どうしたら昇給できるのか気になるところもあります。

求人票には記載があるけど実際本当に支給してくれるのか疑いも多少あります。

そのため賞与、昇給に関してしっかり説明する必要があります。

齟齬が出ないようにするための説明をしていきます。

賞与

日本では賞与がある会社、ない会社と義務づけられておりませんが、外国では賞与が義務づけられている国もあります。

自分の会社では

『賞与が出るのか出ないのか』

『業績によって賞与が出るときと出ないときがあるのか』

『賞与が出る場合はどのくらいでるのか』

あらかじめ説明することが望ましいです。

説明例

① 日本では、毎月の給料のほかに、1年に1回か2回の特別な給料があります。これを、
ボーナス、 賞与と言います。会社がボーナスを払うことは、法律で決まっていませんか
ら、ボーナスを払う会社と、払わない会社があります。② この会社は、毎年○月と○月に、あなたにボーナスを払います。

③ 何円ボーナスを払うかは、会社にお金があるかどうかや、あなたが仕事を頑張ったかどう
かなど、いろいろな理由で決まります。

④ 会社の物が売れなかったり、事故があって大変だったりして、会社にお金がないとき、会社はあなたにボーナスを払いません。

⑤ 会社があなたにボーナスを払わないときは、その前に、ボーナスを払わない理由を、会社があなたに説明します。

昇給・人事評価

日本では、給料について周りの人と話すようなことは、あまりしないことが多いです。

一方、外国では、母国の文化によっては、給料について周りの人と話すことに抵抗がない 人もおり、給与明細をお互いに見せ合って、その内容が正しいかどうか確認することもあります。

そして、他の人との給料に差があると「なぜあの人より自分の給料が低いのだろう」など、昇給の理由について疑問を持たれることもあります。

外国人の方は、仕事に対する向上心が高い方も多く、キャリアアップや昇給には、特に関 心が集まります。納得して働いてもらうためにも、昇給・人事評価については、最初にしっかり説明しておくことが大事になります・

『いつ給料があがるのか』

『どのようにしたら給料があがるのか』

『どのくらい給料があがるのか』

※ジョブディスクリプションを活用し、技能資格や日本語能力試験の結果で人事評価をすると、本人のモチベーションも高まります。

説明例

① 上の人が、あなたの仕事を見て、あなたが 1年間よい仕事をしていると決めたとき、毎年〇月〇日に、給料が上がります。

② あなたの給料が何円かは、給料のことが書いてある会社の本に書いてあります。

③ 会社の物が売れなかったり、事故で大変だったりして、会社にお金がないときは、○月〇
日に、給料が上がらないかもしれません。あなたの給料は、会社が稼いだお金から出ているからです。

④ あなたが、仕事で必要なテストに合格したり、日本語能力試験(JLPT)に合格した
とき、 給料が〇円上がります。

⑤ 私と××さんで、あなたの評価を決めました。○○の仕事がもっとできるようになった
ら、今年の◯月から、○○円になります。

上記のように丁寧に説明をすることで不安な気持ちにならなくなり、早期離職も防止できるようになります。

紙ベースで説明することも大事になり、言った言ってない話も防ぐことができます。

さらに企業側は人材教育の向上に繋がることになります。

ワールドチアーズ協同組合

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賞与・昇給・人事評価の説明【外国人雇用】の説明となります。

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