解雇について説明するとき【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、解雇の説明をする必要があります。

海外でも日本とは多少異なりますが、解雇する場合には正当な理由が必要であり、解雇にも様々な種類があります。

どのような場合解雇するか、どんな種類の解雇があるのか説明をしていきます。

日本と海外での解雇の違い

日本の職場では、社員を育てる意識が強いため、ポジションに合っていないと判断されて も即座に解雇されることは少ないです。

一方、外国では、働いている人のポジションに能力が見合ってないと判断されたときなど、 日本とは異なる観点で解雇になることもあります。

よって外国人の中には、急な解雇を不安に思う気持ちで勤務している方もいらっしゃいます。

解雇するときの理由説明

解雇をするときはきちんと理由を説明しないと、なぜ解雇されたのかが分からずトラブルにつながる場合があります。また、安心して業務に集中し、能力を充分に発揮してもらうためにも、どういったときに解雇になるかは、就業規則に具体的な事例を交えて記載をし、 事前に説明をしておく必要があります。

解雇の正当性

解雇は、正当な理由がなければすることができません。しかし解雇の正当性は国によって大きく感覚の異なる部分でもあります。

また、即日解雇されることが一般的な国も存在するので、日本の解雇法制や解雇の予告期間だけでなく、自社における解雇実績(今までどのくらい解雇してきたか)などについて具体的に説明することは、本人の安心にもつながります。

解雇には、3つの種類がある

①整理解雇

会社の業績が悪いときに、人件費を削減するために人を解雇すること。

②懲戒解雇

会社の秩序を乱した労働者に対して、制裁として解雇をすること。 (主な理由:横領・着服、私生活での犯罪行為、無断欠勤、セクハラ、パワハラ、機密情報漏えい、経歴詐称など)

③普通解雇

労働者が、会社と契約した内容を履行できないことを理由に解雇すること。(主な理由:病気やけがによる就業不能、能力不足・成績不良、協調性の欠 如、頻繁な遅刻や欠勤、業務命令違反など)

外国人材への説明

① 次のような場合には、会社はあなたに「会社を辞めてください」と命令をして辞めてもらいます。

② 会社がもうからないので、会社の経営のために、働く人を雇うお金を減らしたいとき。

③ あなたが、会社の決まりを守らなかったとき。

④ あなたが、会社と契約をした内容の仕事をすることができなくなったとき。

⑤ これまで、この会社では(実際の解雇事例)ということがありました。

⑥(事例がない場合は)このようにルールはありますが、今まで解雇された人はいません。

⑦ もちろん、会社はできるだけ解雇をしたくないです。あなたがルールを守ってしっかりと働ければ、解雇されることはありませんから、安心して働いてください。

事前に解雇の説明をしておくことで、会社のルールをより守るようになり、会社の規律を保つことができます。

会社全体がルールを守ることで働きやすい環境になり、会社としてもより発展することになります。

ワールドチアーズ協同組合

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解雇について説明するとき【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集を参考にしております。