有給休暇の説明③【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、有給休暇の説明②の続きになります。

今回の記事では、どのくらい期間を同じ会社で働くと何日分の有給がもらえるかの説明になります。

会社それぞれ有給の日数は違いますが、下記では法定上の有給日数になります。

法定の日数を下回ることはできませんのでご注意ください。

法律で決まっている、もらえる日数

≪この会社で仕事をしている年数 = 有給をもらえる日数≫

・6カ月 = 10日

・1年6カ月 = 11日

・2年6カ月 = 12日

・3年6カ月 = 14日

・4年6カ月 = 16日

・5年6カ月 = 18日

・6年6カ月以上 = 20日

パートタイムなど、仕事をする日が少ない人は、1週間に仕事をする日数によって、有給休暇をもらうことができる日数が決まります。仕事をする日が少ない人は、下記項目両方に合う人です。

  • 1週間に仕事をする時間が30時間より少ない
  • 1週間に仕事をする日が4日以下、または 1年間に仕事をする日が216日以下

法律で決まっている、仕事する日が少ない人がもらうことができる日数

1週間に仕事をする日数 or 1年間に仕事をする日数

【4日 or 169日~216日の場合】

・6カ月 = 7日

・1年6カ月 = 8日

・2年6カ月 = 9日

・3年6カ月 = 10日

・4年6カ月 = 12日

・5年6カ月 = 13日

・6年6カ月以上 = 15日

【3日 or 121日~168日の場合】

・6カ月 = 5日

・1年6カ月 = 6日

・2年6カ月 = 6日

・3年6カ月 = 8日

・4年6カ月 = 9日

・5年6カ月 = 10日

・6年6カ月以上 = 11日

【2日 or 73日~120日の場合】

・6カ月 = 3日

・1年6カ月 = 4日

・2年6カ月 = 4日

・3年6カ月 = 5日

・4年6カ月 = 6日

・5年6カ月 = 6日

・6年6カ月以上 = 7日

【1日 or 48日~72日の場合】

・6カ月 = 1日

・1年6カ月 = 2日

・2年6カ月 = 2日

・3年6カ月 = 2日

・4年6カ月 = 3日

・5年6カ月 = 3日

・6年6カ月以上 = 3日

有給休暇を1年に10日以上付与する場合の説明例

① 日本では、会社を休むことは悪いことだと思う人や、他の人が仕事をしているけど、自分だけ会社を休むことはできないと思う人が多いので、有給休暇をあまり取らない人が多いです。でも、有給休暇を取らないことは、 心と体のためによくないので、会社は、社員が、1年に5日、有給休暇を取るようにしなければなりません。これは、国の法律です。

② あなたの有給休暇の5日は、会社があなたに、いつ休みたいかを聞いて、休む日を決めます。
あなたは、会社が決めた日に、有給休暇を取って、休まなければなりません。

③ あなたが有給休暇を、5日以上もう取っているときや、5日以上取りたいと会社に伝えているときは、会社は、あなたが休む日を決めません。

計画的付与の場合

① ○月〇日と△月△日に、有給休暇を取って休んでください。会社は、働く人の代表約束したとき、社員が有給休暇を取る日を決めることができます。これは、国の法律です。

② 会社が休みを決めると、みんなで同じ日に夏休みを取ったり、長い休みを取ることができます。自分だけ休むことはよくないと思う人も、休みを取ることが簡単になります。会社が、社員が一緒に有給休暇を取ると決めても、あなたの有給休暇は、1年に5日以上残っていますから、取りたいときに、有給休暇を取ってください。

以上が有給の説明になります。

有給休暇の説明は3つの記事に分かれております。

有給の制度を説明するのは少し複雑で大変ですが、離職率を下げるため、会社のさらなる成長をするため、この記事を参考にしていただき丁寧に説明することが大事になります。

 

ワールドチアーズ協同組合

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有給休暇の説明③【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集を参考にしております。