こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
外国人材を雇用する際、日本人と同様に履歴書、職務経歴書など確認いたします。
それだけでの確認では足りず、まず確認すべきポイントは日本で働くための『在留資格』が取れるかどうかになります。
大学は卒業しているか、専攻科目はなにを勉強したかなど確認しなければなりません。
在留資格が取得できる条件の上,選考を進めていきます。
外国人材に特化した適性検査もあるので、この適性検査も実施することも大事になります。
外国人材を雇用するにあたり、書類選考での重要なポイントを説明していきます。
書類選考の際にも留意すべきポイントがいくつかあります。特に注意すべき点は次のとおりです。
学歴・職歴の確認
学歴・職歴については、在留資格を取得するのにすごく重要なので、しっかり確認することが必要です。
外国人材の応募書類を見るときに確認すべき項目
≪学歴≫
① 大学・専門学校の学部・専攻科目
※「技術・人文知識・国際業務」での就労を想定している場合、大学や専門学校での
『専攻科目』と『業務内容』が関連している必要があります
② 学校を退学していないか
※学校を退学するなど、在留資格「留学」に応じた活動を継続して3月以上行っていない場合は、在留資格取消しの対象となり、就労可能な在留資格に変更できない可能性があります。 ※出入国在留管理局等に要相談
≪職歴≫
① 業務内容・経験年数
※従事する業務において10年以上の実務経験(通訳・翻訳業務の場合は3年以上)があるか(「技術・人文知識・国際業務」の学歴の許可の基準を満たさない場合)
日本語能力の確認
日本語能力は、在住歴や学習歴とのバランスを重視し、現状の日本語レベルが低いとしても、入社してから日本語レベルを上げられるかを確認しましょう。
日本語力の確認時に着目すべきポイント
① 日本語学習歴・年数
② 日本での在住歴
③ 日本語資格・点数
④ 職務内容(顧客対応、資料作成、メール対応の経験など)
適性検査の有効活用
新入社員の採用でよく利用される適性検査は、面接官の経験や勘だけでなく、様々な観点から応募者の資質や適性を確認することができます。最近では、外国人材に特化した適性検査もあります。
外国人材に特化した主な3つの適性検査↓↓↓
CQI
外国人材に特化した適性検査です。
外国人材の採用選考において、
・総合評価
・日本の文化に適応しているか
・異文化に適応しやすき人材か
の3つのポイントから総合的に適正を測定できます。

GSPI3
外国人材採用向けのSPI試験になります。
外国人材のスキルや性格特性を、日本人の就活生や転職希望者と比較して判断できる適性検査になります。
3E―IPテスト
WEB上で受験できる外国人材向けの適正検査です。
・知的能力テスト20分
・性格・価値観テスト15分
計35分で適性試験が終了するので、外国人受験者にも実施企業にも負担が少ないテストになります。

外国人材を雇用するのに、書類選考を上記のようにしっかりやることで他社との差をつけることができます。
適性検査を実施すれば入社後のカルチャーの違いで退職するなど、離職率を下げることができるので、適性検査は有効活用することが大事になります。
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書類選考で他社との差をつける方法【外国人雇用】の説明となります。
是非この記事をご参考ください。
※この記事は外国人材と働くためのハンドブックを参考にしております。