試用期間の説明をする場合【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、試用期間を設けて適性や能力を評価することが多いです。

日本では試用期間であっても、正当な理由なく解雇することはできません。

正当な理由とは、病気やケガによる就業不能、成績不良、業務命令違反などです。

外国での試用期間の考え方は、実際の業務をこなすためのスキルを評価される期間であると考えられる場合もあります。そのため、実際の業務をこなす能力がないと判断されれば、解雇ができることもあります。

外国人材にとっての試用期間は、日本とギャップを感じることがあります。

日本での試用期間についてしっかり説明をする必要があります。

試用期間の説明

① あなたが仕を始めてから〇か月の間、会社は、あなたが、ほんとうに仕事をすることができるかどうか、あなたの仕事を見て、チェックします。理由は、あなたがしっかり と働いてくれるか、信頼できる人かどうかチェックするためです。これは、入社前の短い時間だけではわからないからです。

② チェックする〇か月間も、あなたは会社の社です。

③ チェックする〇か月の間のあなたの給料は、1か月○円です。

④ 会社がチェックして、特別な理由があるので、あなたは仕事をすることができないと決めたとき、会社は、あなたに、会社を辞めてくださいと言うかもしれません。

⑤ 特別な理由は、例えば次のことです。

・病気やけがで仕事をすることができません。

・会社が何回も教えましたが、仕事が全然できません。

・会社が、「休まないでください」、「遅刻しないでください」と何回も言いましたが、いつも会社を休んだり、早く帰ったり、遅刻したりします。

・会社が「仕事をしてください」と言いましたが、仕事をしません。

・会社に入るとき、会社に伝えたあなたのことが、うそでした。

とても厳しくチェックするわけではありません。いつもと同じように働ければ大丈夫ですから、安心してください。

基本給についての説明

① 給料をもらうとき、会社からもらう紙があります。これを、「給与明細」といいます。給与明細を見ると、あなたの給料が何円かわかります。

② あなたの給料は、「基本給」と「手当」と「割増賃金」を合わせたものです。基本給は 最初から決まっている給料です。毎月、同じです。

③ 「手当」は、あなたに、会社が決めた理由があるときだけ、会社が払う給料です。たと えば、「資格手当」があります。あなたが仕事の役に立つスキルの資格を持っていたら、「基本給」とは別に、「資格手当」がもらえます。

④ 「割増賃金」は、法律で決まっている時間より長く仕事をしたり、休みの日に仕事をしたときに、会社が払う 給料です。毎月、同じではありません。

⑤ 会社は、あなたの給料から、あなたの税金と保険のお金を引きます。そして、あなたの代わりに、あなたの税金と保険のお金を、役所に払います。これは、国の法律です。あなたがもらえるのは、税金と保険のお金が引かれた後のお金ですから、給料が少し減っているように感じるかもしれません。

上記のように試用期間、基本給の説明をしっかりすることで、雇用後のトラブルを防ぐことができます。

説明をしっかりしているとさらなる会社に対しての信頼も生まれます。

ワールドチアーズ協同組合

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試用期間の説明をする場合【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。