特定技能ってどんな在留資格？！【外国人雇用】

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

2019年に新しくできた特定技能というビザ（在留資格）は、日本の企業の人手不足が深刻化しており、日本の経済の持続が難しくなっているため、人材を確保して生産を上げること、そして特に人材確保を困難としている業種に対して、即戦力となる外国人人材を受入れていく仕組みを築くために創設されたビザになります。

どのようなビザなのか説明していきます。

特定技能ってどんなビザ（在留資格）？？

まず特定技能には『特定技能1号』と『特定技能2号』の2種類のビザに分かれています。

その業界で働く、即戦力になるような知識と経験を必要とします。

特定技能1号では日本に通算で5年働くことができます。基本的に1年ごとの更新になります。場合によっては、6カ月もしくは4カ月の更新になることもあります。

技能試験＝特定技能の開催されている試験の合否で判断されます。

※技能実習を3年修了した外国人は試験が免除になります。

日本語試験＝生活や仕事に必要な日本語能力を試験等で確認いたします。基本的にはJLPTという日本語試験のN４に合格していれば水準に達します。

※技能実習を3年修了した外国人は試験が免除になります。

特定技能1号では、母国にいる家族を日本へ連れてきて一緒に住むことはできません。

その業界で働く、熟練した技能と知識を必要とします。

特定技能の2号では、特定技能1号と違って日本で働く期間の上限は設けられておりません。そのまま日本での永住権を取得することも可能になってきます。

更新は3年、1年または6カ月ごとになります。

すでに日本語能力が高いと判断されているため、試験での確認は不要となります。

特定技能2号では要件を満たせば、母国にいる家族（配偶者、子供）を日本へ連れて一緒に住むことが可能になります。

要件とは、罪を犯したことない方や日本に入国できない方などになりますので、特に悪いことをしていなければ、比較的簡単に要件を満たすことができます。

特定技能2号の職種、2021年4月時点では、『建設』と『造船』に限られております。

特に困窮している業界で、熟練者を必要としております。

特定技能1号と特定技能2号の違いのご説明でした。

基本的には特定技能1号での活動がメインとなります。

技能実習を終了してから特定技能に移るのが理想的になります。

日本のルールもわかり、仕事も3年以上日本で習得し、日本語もレベルの高い状態での移行になります。

一方で、技能実習を終了しないで試験に合格した方は、日本のルール、技術面、日本語など最初に教える必要があります。

以上が、特定技能ってどんな在留資格？！【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。