組合への連絡は重要!!【外国人技能実習生】

外国人技能実習生

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人技能実習生を雇用する際、連絡先の徹底は非常に大事になります。

技能実習制度では、組合を通して受入れしなければなりません。

そして組合は実習状況などを受入れ企業様と技能実習生から聞き取りをし、管轄している機構や入管へ報告いたします。

そのため組合は技能実習制度を熟知しているので、何かあれば小さいことでも組合に報告することが大事になります。

技能実習生にも相談窓口として、組合もしくは受入れ企業様に相談できるよう徹底する必要があります。

【組合に報告・連絡・相談する理由】

トラブル1(例)

技能実習生が日本人従業員とケンカをし、両者とも顔にけがをした。

みんなで取り押さえてその場は収まり、組合へは連絡しなかった。

その後、技能実習生が家族や友達にテレビ電話をして顔の傷がわかり、その家族や友人は母国の労働省へ連絡した。

母国の労働省→日本の大使館→日本の関係機関へと連絡がいき、大問題となった。

解決

組合に連絡が入り、受入れ企業様から状況を一から聞き、それを書面にした。

さらに、両者がどちらとも悪いケンカだったので和解書にサインをもらい、関係機関へと報告し、事は収まった。

受入れ企業にとってはたくさんの時間を費やし、関係機関からも悪い印象を与えてしまった。

トラブル2(例)

技能実習生が仕事中に大きなケガをしてしまい、周りのサポートがあり、すぐに病院へ行き、その企業はすぐに組合へ状況連絡した。

技能実習生自身は、どこに連絡をしたらいいかわからず、外部の通訳に連絡をした。

その外部の通訳も心配になり、大使館へ連絡した。

大使館はその国の子を守るので、状況をしっかり把握することなく技能実習生とやりとりを始め、企業にも連絡をし、裁判を起こすなどと一方的に話してきて大問題となった。

解決

組合に連絡が入り、ケガをした理由、ケガの状況や労災の補助がどこまで出るかなど、関係機関へ連絡し外部からの連絡はなくなった。

トラブル1に関しては、受け入れ企業が組合に連絡しないパターンです。

その場で事が収まっても、日本で技能実習生は手厚く守られております。

技能実習生が何も思わなくても、周りがその実習生を守ろうとします。

技能実習生の周りから大きな問題になることは多々ありますので、技能実習生に関わることは、小さなことでも組合に報告することが大事になります。

 

トラブル2に関しては、技能実習生が受入れ企業、組合、海外送出し機関に連絡しないパターンです。

技能実習生は普段からSNSを活用して組合や受入れ企業様に対して連絡はしていたが、大きなケガで気が動転してしまい、外部の通訳や相談所に連絡してしまうこともあります。

連絡先に関しては徹底しなければ、大きな問題になることがあります。

 

トラブル1、2と例をあげましたが、共通することは技能実習生の相談窓口(受入れ企業様の技能実習の担当者、組合担当者、送出し機関担当者)を強化することが非常に大切になります。

なにかあればこの3者に連絡することで、余計な仕事が増えずスムーズに対応でき、大きなトラブルに発展することもなくなります。

ワールドチアーズ協同組合

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以上が、組合への連絡は重要!!【外国人技能実習生】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。