こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
特定技能外国人を雇用する際、採用までの流れを把握することが大事になります。
大きく分けると、採用→手続き→就労開始となります。
特定技能外国人を採用するのにも様々なルートがあります。
技能実習生からのルート、特定技能試験に合格して条件を満たしているルート、海外から、日本からなどあります。
どのようなルートがあるか、そのときのコストのかかり方を説明していきます。
採用にあたって検討すべき事
特定技能外国人を採用する際には、「どのルートで採用するのか」、「処遇をどのように設定するのか」を検討する必要があります。
海外に住む 外国人材を採用
① 元技能実習生を特定技能に移行させるルート
② 特定技能試験合格者を新たに採用するルート
日本に在留している外国人材を採用
③ 日本にいる技能実習2号修了者を特定 技能に移行させるルート
④ 特定技能試験に合格した外国人留学生 を新たに採用するルート
技能実習生から特定技能への移行ルート
このうち技能実習生を特定技能に移行させるルート(①と③)は、同一分野の仕事内容でなければなりません。
なお特定技能対象 14 分野のうち、「外食業」と「宿泊」については技能実習制度の対象職種に入っておらず、このルートは選択できませんのでご注意ください。
採用活動を始めてから実際に就労を開始するまでの期間については、募集活動や面接、在留資格に関する諸手続き等で、いずれのルートも3~6か月程度かかるケースが多いようです。
コスト面
②については、これまで日本に住んだことのない外国人材が中心になりますので、教育コストが余分にかかります。日本の会社の働き方やビジネスマナー等について一から教育しなければならないですし、他ルートの外国人材より日本能力が低いことが想定されるため、時間をかけて日本語の教育を行う必要もあるでしょう。
海外に住む外国人材を採用する場合(①と②)は、面接時に相手の国に出向く渡航費がプラスでかかりますし、内定者が日本に来る際の交通費を会社が負担しなければならないケースもあります。
加えて、この場合は外国人材を新たに日本に呼び寄せることになるため、居住準備費用(生活必需品含む)が別途必要となります。
「特定技能1号」外国人を受入れる際の流れ
採用
・採用ルートの検討等
・募集・選考
手続き
・特定技能雇用契約の締結
・支援計画の策定
・在留資格取得・変更
就労 開始
雇用した後に必要な届出
・随時の届出
・定期の届出(四半期ごと)
技能実習生の経験があって特定技能に切り替えていくのが、理想的な流れになります。
特定技能よちも技能実習制度のほうが細かい決まりなどがたくさんあり制度が厳しくなっています。
会社としては、外国人材を雇用する体制ができあがります。
技能実習生からだと、すべてが初めての経験で新卒者のように教育ができ、離職率も減らすことができます。
そのため技能実習から特定技能への切り替えの流れが会社にとって、より大きな利益となっていきます。
ワールドチアーズ協同組合
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特定技能1号の採用にあたって検討すべき事【外国人雇用】の説明となります。
是非この記事をご参考ください。
※この記事は『外国人材活用解説BOOK』を引用しています。