こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
最近では、外国人雇用の需要が多くなり、外国人人材を活用している企業も増えてきました。
日本で技術を学び母国の発展に活かす『技能実習生』は、日本に約40万人いるといわれております。(2021年4月時点)
日本での人手不足が深刻化しており、その人手不足を即戦力として補う『特定技能』は2019年4月から始まり、約2万人の特定技能外国人がおります。(2021年4月時点)
この外国人技能実習生と特定技能外国人の日本語力を解説していきます。
外国人技能実習生《海外から》
技能実習生の場合、面接をしてから日本にくるまで、約5~6カ月かかります。
この日本にくるまで日本語を勉強することになり、本人次第の頑張りで日本語力が大きく変わります。この勉強している間は送出し機関にすべて任せず、組合と企業で日本語力の向上経過など確認すると本人もやる気が出て日本語勉強の励みになります。
さらに日本に入国する前からコミュニケーションを取ることで、技能実習生と企業にも大きなメリットを生むことになります。外国人雇用にはコミュニケーションが一番といっていいほど大事になるからです。
特定技能外国人《海外から》
特定技能外国人の資格を取るには、日本語レベルN4以上が求められます。
N1~N5まであり、N1が上級レベルで、N5は初級レベルになります。
日本にきた時点では、ある程度の受け答えをすることができます。
特定技能の制度は組合や海外送出し機関のサポートは、技能実習よりも少なくなってしまいます。外国人を雇用した経験や知識があれば、サポートがなくても、ご自身でカバーしていくことも可能になります。
外国人技能実習→特定技能《日本から》
技能実習生で受入れ、技能実習2号が修了(3年)すれば、条件によって特定技能へ移行することもできます。(職種にもよります)
3年間もしくは5年間、日本で働いてさらにそこから特定技能へ移行するので、スムーズにコミュニケーションを取ることができます。
技能実習で5年間働いた場合、特定技能でもうプラス5年働くことができ、合計10年間、日本で働くことができます。
企業側で長く雇用するかどうかの判断も必要になります。
もう一方で、受入れた外国人人材の意思もあります。
10年日本で働きたいという方もいれば3年で帰国したいという方もいます。
たいてい5年もいれば十分という多くの声を聞きます。
以上が日本語力に関しての説明になります。
海外から日本へ来る場合は、外国人技能実習生と特定技能外国人どちらもそんなに大差はないように感じます。
海外送出し機関、組合、受入れ企業様、3者で協力して本人をどれだけやる気にさせるかが大事になってきます。
ワールドチアーズ協同組合
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日本語力【技能実習生VS特定技能】の説明となります。
是非この記事をご参考ください。