教育方法大公開【外国人技能実習VS特定技能】

外国人技能実習生

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用をする際、特に重要になってくるのが『教育』になります。

外国人材を雇用する多くの企業は、はじめは教育に悩むことが多々あります。

日本語が通じないから細かく説明できないというのは大きな課題です。

すでに教育をマニュアル化してある企業でさえ、最初は教育が大変という問題が出てきます。

一方で、教育に対して真っ向に向き合っている企業は、教育・指導の仕方を大きく変え、企業としての基盤や生産性が上がることもあります。

外国人人材を雇用することは、やり方、考え方によって企業にとっては大きくプラスになります。

外国人人材を雇用する中で、技能実習生と特定技能どちらが教育に関してよいかご説明していきます。

外国人技能実習生《海外から》

生活面

技能実習生の場合、面接をしてから日本にくるまで、約5~6カ月かかります。この日本にくるまで日本語の勉強や、日本での掃除の仕方、ゴミの分別の仕方などを教育いたします。

日本に来てからは、組合が通訳を介して電化製品の使い方、ゴミの出す日や分別の仕方、食材、調味料の種類などなど細かく説明いたします。

仕事面

面接から日本に来るまでの間、仕事で使う道具や資材などの名称を写真と一緒に覚えさせることが可能です。日本に来たときはネイティブ日本語を初めて聞くので戸惑いますが、慣れればすんなり名称はわかるようになります。

仕事の流れやルールは、しつこいぐらい何度も教える必要はあります。

通訳を入れることをできますが、企業の方とのジェスチャーや翻訳アプリなどでコミュニケーションを取ることが、技能実習生も本気で分かろうとするので、関係性もグっと良くなります。

【特定技能外国人《海外から》】

生活面

日本に行ける資格をすでに持っているので、技能実習生よりも早く入国することができます。技能実習生のように、海外送出し機関のサポートも薄く、組合のサポートはありません。

日本に来てからはご自身で通訳を手配するか、委託業者に依頼することになります。

仕事面

特定技能の資格は、定められた技能試験に合格する必要があります。その技能試験に合格して日本へ来るので、大まかな仕事内容は把握している状態ですが、正直即戦力にはなりません。

技能実習と同じように、コミュニケーションを取ることから取り掛かることが大事になります。

給料は日本人と同等以上が条件になります。

【外国人技能実習→特定技能《日本から》】

生活面

技能実習生で受入れ、技能実習2号が修了(3年)すれば、条件によって特定技能へ移行することもできます。(職種にもよります)

3年間もしくは5年間、日本で働いてさらにそこから特定技能へ移行するので、日本の生活はほぼ熟知している状態です。

仕事面

技能実習と同じ職種であれば3年から5年の経験があるので、即戦力になります。

ここでもコミュニケーションは非常に大事になります。

特定技能は転職することができるので、給料は少し高めに設定する必要がある場合があります。

 

海外から日本へ来る場合は、外国人技能実習生と特定技能外国人どちらもそんなに大差はありません。

技能実習から特定技能は即戦力になりメリット大ではありますが、日本の生活に慣れて少し要求が多くなることも把握しておくことが大事になります。

ワールドチアーズ協同組合

HP:https://worldcheers.or.jp

Facebook: https://www.facebook.com/worldcheers2015

Instagram: https://www.instagram.com/worldcheers/

Twitter: https://mobile.twitter.com/worldcheers1

YouTube: https://youtube.com/channel/UCtJ5JbNovbKgvK2zi8zeEag

教育方法大公開【外国人技能実習VS特定技能】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。