こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
外国人技能実習生を受入れる際、面接が非常に大事になります。
仕事内容もよくわからないまま、面接を受ける候補者もいます。
採用した技能実習生が日本にきて働き始めたときに、想像していた仕事と違う、聞いていた給料と違うという問題が多々あります。
そのようなことにならないために、面接時の大事なポイントをご説明します。
事前に説明するポイント
受入れ企業様から求人票をいただき、その求人票で海外送出し機関が候補者を集めます。
送出し機関は給与の説明はしているはずですが、実習生が額面しか聞いていなかったり、勝手に残業代を盛ったりすることがあります。正直に手取りを伝えると募集が厳しいため、このようなことになることがあります。
なので面接を開始する前に、改めて説明する必要があります。
仕事の内容は口頭だけの説明でなく、写真や動画を見せてしっかり理解していただくことも重要になります。
重労働であるのに軽労働のような発言は入国のトラブルとなります。この作業を通じて、どのあたりに肉体的な支障が出るのか
(腰痛、肩こり、腱鞘炎、目の疲れなど)お伝えすべきです。
特に給与面、仕事内容を重点的に伝えることが必須になります。
チェックしておくべきポイント
面接では自分を良く見せる発言が多くなりますので、全ての人材が良く映ることがあります。
面接時には確認できないような部分、「入れ墨」や「持病」に関しては十分なチェックが必要です。
面接時のよくある回答として「お金を稼ぎたい」という発言がありますが、
そのお金を稼ぐ理由を聞き、深堀していくのも本人の明確な目標を確かめることもできます。
面接時には応募者の資料が提供され、送り出し機関との信頼関係もありますが、
「虚偽」や採用して欲しい人材への「忖度」があったりもします。
送り出し機関との信頼関係を確認するような質問を資料から用意しておくのも良い方法です。
(例:視力が1.5と書いているが実際はそこまでない、たばこは吸わないとあるが吸う、お酒は飲まないとあるが飲む、などなど)
面接時のポイント(マル秘テクニック)
面接は貴重なお時間、お互いに最低でも3年の付き合いが始まる大事な場面です。
資料からの質問はせず、応募者が丸暗記した日本語で「上手・上手ではない」などの判断はせず、日本語の自己紹介も重要視する必要はありません。
応募者の性格や協調性など質問をしながら引き出すことがとても大事になります。
診断質問テクニック
「あなたの性格は?」と質問すれば、「明るい」「穏やか」などの回答で終わってしまいます。
「あなたの性格を動物に例えると?」「その理由は?」など会話のキャッチボールが続く質疑応答をすると色々と見えてきます。
性格、協調性、日本語習得力などなど見出すことができます。
仕事に関しては受入れ企業様に必要な実技を実施することが重要です。
力作業の確認、計算能力、手先の器用さ、などなど確認することができます。
受入れ企業様独自の面接方法とこの記事をプラスしていただけますと効果的です。
ワールドチアーズ協同組合
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以上が、面接時のマル秘テクニック【外国人技能実習生】の説明となります。
是非この記事をご参考ください。