自動車運転免許取得方法【外国人技能実習生】

外国人技能実習生

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

技能実習生を受入れる際、車の運転免許は取れるのかとの質問をいただくことがあります。

実際は取得可能ですが、管理する側とすると事故のことばかり頭に浮かんでしまいます。

免許を取得するうえで、技能実習生が免許を取りたいという気持ちと、受入れ企業様が取らせてもいい責任を持つということは非常に大事になります。

どちらか片方だけの思いですと必ず大きな事故につながります。

技能実習生の運転免許の取得方法、気を付けるべきポイントのご説明をいたします。

自動車運転免許取得方法

まずは必要書類をそろえます。

各管轄の免許センター・試験場によって必要書類が変わってくるので確認が必要です。

・母国の免許証(技能実習生母国での車の免許を持っている場合、必要になります。期限が切れていないかの確認も必要です)

・国際免許の翻訳文(技能実習生の国の駐日大使館で翻訳文を作成します)

・免許証コピー

・母国警察の証明書

・大使館の認証

・パスポート

・日本の住民票

※必要書類は国によって変わるので技能実習生の国の大使館へ確認が必要です

 

学科試験(10問中7問正解でOK)

下記の言語で試験を受けることが可能。

各免許センターで対応言語が変わるので確認が必要です。

・日本語

・英語

・中国語

・ベトナム語

技能試験

学科試験合格すると技能試験を受けることができます。

技能試験の予約が必要になります。

※試験を受けることができる期限は申請してから6か月です。

技能試験では10回受けても受からないことが多いとされています。

根気強く挑むことになります。

気を付けるべきポイント

  • 技能実習生、受入れ企業様の片方が運転免許を取りたい、取らせたいとの思いで取得してしますと大きな事故につながります。必ず双方の合意があって免許を取得することをおすすめいたします。
  • 運転をするのは仕事中だけに制限します。休日に車で事故をした場合、対応できないことが多いので、休日は乗ることはやめ、できれば通勤も運転は控えたほうがよいです。
  • 車をぶつけた、傷つけた場合など、修理代はだれが支払うのか等、事前に書面で交わす必要があります。傷をつけたときの修理代の相場も技能実習生に教えることも大事です。

学科試験の問題例(図なし)

① この標識がある時は転回禁止である(Uターン)

② この標識がある時は中央の線をまたいで追い越しをしてはならない。

③ 事故を起こしたときには運転者と所有者に賠償責任がある。また保険が無ければ運転してはならない

④ 踏切が鳴ってなくて遮断器も降りていない時は一時停車しなくてもよい

⑤ この標識がある時は赤信号でも周囲に注意すれば通行できる

⑥ 歩道と車道との区切りが無い道路では、自動車はなるべく右寄り、軽車両はなるべく左側を走らねばならない

⑦ 青信号だけど、警察官が交通整理していて止まれの合図をしていたら警察官に従わなければならない

 

車の免許を取得する場合、最悪の事態を考えなければなりません。

事故をしないための指導、事故をしたときの対応などなど技能実習生とよく話すことが非常に大切なこととなります。

ワールドチアーズ協同組合

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以上が、自動車運転免許取得方法【外国人技能実習生】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。