こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
外国人技能実習生の受入れ人数は、常勤職員数で決められます。
常勤職員数が多いほど、多くの技能実習生を受入れることが可能であり、
1年目、2年目、3年目も新たに実習生を毎年継続して受入れることが可能であり、
『優良企業(一定の基準を満足した場合)』になると実習生の受入れ可能人数枠が2倍になります。
【受入れ可能人数は?】
技能実習生受入れ可能人数枠は、実習実施者(企業)の常勤職員数で決められ、以下のようになります。
(常勤職員数) (技能実習生受入れ可能人数)
30人以下 3人
30~40人 4人
41~50人 5人
51~100人 6人
101~200人 10人
201~300人 15人
300人以上 従業員数20分の1
※常勤職員数を確認するのにこちらが必要になります。
≪雇用保険(又は社会保険)の加入者が確認できる書類 被保険者台帳等≫
注意点が2つあります。
- 常勤職員数2人以下の場合、常勤職員数を超える人数を受入れることができません。
- 技能実習生は常勤職員数とは認められません。
【毎年継続して受入れる】
入国してから1年目の技能実習生が2年目に移行した場合、新たに1年目の技能実習生を受入れることができ、受入れ制限数以内の技能実習生を毎年継続して受入れることが可能です。
(例)常勤職員数が10人で実習生を3名受入れた場合
1年目 3名
2年目 6名
3年目 9名
3年経つと合計で9名の受入れが可能になります。
もう少しわかりやすく、学年でご説明しますと
1年生 3名
2年生 3名
3年生 3名
合計9名となります。
先輩が後輩に母国語で仕事を教えられるようになり、2年目以降になると円滑に仕事が回るようになります。
後輩が先輩に頼り、母国語のやりとりが多くなって日本語力の伸びが遅くなるというデメリットもありますが、そこは監理団体に対策を聞きましょう。
【優良になって人数枠を2倍にする方法】
実習実施者は『一般』と『優良』に分けられます。
基本的に一般から始まり、実習制度で決められた基準を満たすと優良になることができ、
2つのメリットがございます。
② 3号(実習4年目から5年目)に移行可能。
※ 1号は1年目、2号は3年目から4年目になります。
※ 監理団体も条件を満たしていなければなりません。
優良になるためには実習制度で決められた点数表があり、6割以上の点数を獲得した場合、「優良」であると判断されます。
大きく分けて、
- 技能検定基礎級合格者の割合(1年目の試験)
- 技能検定随時3級合格者の割合(3年目の試験)
主にこの2つの割合が多いと優良になることができ、3年目の試験を受けて合格者の割合が多ければ優良になりやすくなります。
実習生を受入れて費用対効果がある実習実施者は優良目指して取り組むと大きなメリットを得ることが可能になります。
技能実習生を受け入れるのであれば、優良基準に適合した受け入れ企業を目指すことが、より良い実習制度になっていきます。
以上が外国人技能実習生の受入れ可能人数は?のご説明になります。
ぜひご参考ください。
【ワールドチアーズ協同組合】
Facebook: https://www.facebook.com/worldcheers2015
Instagram: https://www.instagram.com/worldcheers/
Twitter: https://mobile.twitter.com/worldcheers1
YouTube: https://youtube.com/channel/UCtJ5JbNovbKgvK2zi8zeEag