こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
技能実習生が企業へ配属、そして実習がスタート。
ここから3年に一度、我々を管轄する『外国人技能実習機構』が実習生を受入れている企業へ直接訪問し、実地検査を実施いたします。
下記の書類を保管していなかったりすると、実習生受入れ停止処分にもなりますので、十分ご注意し、監理団体と相談しながら書類をまとめていきましょう。
実習を適正に実施していくために、監理団体が巡回、監査を行います。
巡回と監査のご説明をしていきます。
巡回とは?
監理団体は受入れ企業様の保管書類が揃っているか毎月訪問し、確認いたします。
それと技能実習生の仕事の様子や日本での生活習慣などの様子のヒアリングもいたします。
保管書類に関しては下記のチェックリストの通りになります。
監理団体も毎月補充されているか、不足書類はないかチェックいたします。
保管書類はファイルにひとまとめにします。
企業保管書類リスト
1, 外国人技能実習機構に提出した書類
□ 技能実習計画認定通知及び申請書
□ 実習実施者届出書(写し)
□ 実習実施者届出書受理書
□ 実施状況報告書(写し)
2, 実習実施者の書類
□ 実習管理を行う実習実施者の管理簿
(技能実習責任者等の履歴書、誓約書と協定書)
□ 技能実習責任者講習受講証明書
3, 技能実習法上事業所に常に備えておくべき書類(技能実習法第20条)
□ 技能実習生の管理簿
(技能実習生の名簿・技能実習生の履歴書・雇用契約書)
□ 雇用契約書(原本)
□ 認定計画の履行状況に係る管理簿
□ 技能実習に従事させた業務、指導の内容を記録した日誌
□ 安全教育の実施状況が把握できる書類
4, 技能実習生にかかわる労務管理帳簿等
□ 出勤簿、タイムカード
□ 賃金台帳
□ 時間外労働協定届(36協定)
□ 有給休暇管理簿
□ 社会保険・雇用保険の加入状況がわかる書類
□ 労災保険の加入状況がわかる書類
□ 健康診断個人票(講習センターからもらう)
チェックリストは思いのほか多いですが、毎月コツコツと監理団体とチェックしながらやっていけば慣れて簡単になっていきます。
最初は面倒で嫌気がさしますが、コツコツと頑張りましょう。
書類がしっかり揃えばのちのちすごく楽になります。
監査とは?
監査は3カ月に一度実施いたします。
- 保管書類の確認
- 技能実習責任者、指導員のヒアリング
- 技能実習生のヒアリング
(仕事の様子、お給料、残業代しっかりもらっているかなど様々なヒアリングをします) - 技能実習生の部屋のチェック
(部屋がきれいに保たれているか確認します) - 技能実習生の相談
(企業の方へ言いづらいことなど、私生活のことなどの相談を受けます)
主にこの5点を確認し、我々を管轄する『外国人技能実習機構』へ報告いたします。
以上が巡回と監査のご説明になります。
書類の保管は監理団体が確認しますが、3番4番はほとんど企業様のほうで準備していただくことになります。
この記事を是非参考にしてください。
ワールドチアーズ協同組合
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