1. そもそも監理団体ってなに?
「監理団体(かんりだんたい)」とは、外国人技能実習生と受け入れ企業をサポートする団体です。実習生の管理や生活のフォロー、企業の制度運用のサポートなどを行います。
現在、日本全国には約3,000もの監理団体があり、中にはとても親切で信頼できる団体もあれば、制度を理解していない団体もあります。
2. 監理団体を変更する2つの方法
✅ 方法①:次の実習生から新しい団体へ
今いる技能実習生はそのまま旧監理団体が管理し、新しく受け入れる実習生から新しい監理団体に変えるパターンです。
だんだんと旧団体との関係が終わり、新団体だけになる流れです。
✅ 方法②:すでにいる実習生ごと移籍する
今いる技能実習生も、新しい監理団体にまとめて移籍する方法です。
ただし、この場合は旧監理団体の了承が必要です。スムーズに変更できるよう、新しい団体と一緒に手続きを進めましょう。
3. 変更したくなる主な理由3選
① 監理費が高すぎる
監理団体に支払う「監理費(かんりひ)」の平均相場は約4万円/月です。
もし「最低限の仕事(書類、巡回、監査、通訳など)」しかしていないのに高額な場合、要注意です。
📌 関連リンク: 外国人技能実習制度の概要(OTIT)
② 対応が遅い・雑
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メールの返信が遅い
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トラブル時にすぐ動いてくれない
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相談しても「マニュアルがないから…」と言われる
SNSやクラウドを活用して迅速なサポートをしてくれる団体を選びましょう。
③ 担当者と合わない
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約束を忘れる
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話を聞いてくれない
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すぐ辞めて担当が変わる
人間関係のストレスは、実習生にも企業にも大きな影響を与えます。担当者の変更依頼が通らなければ、団体自体を変えることも検討しましょう。
4. 良い監理団体とは?見極めポイント2つ
✅ 技能実習生を大切にしている
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実習生と仲良く接している
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小さな変化に気づいて声をかけている
→ トラブルが起こりにくく、実習生の満足度も高いです。
✅ コミュニケーションがしっかりしている
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担当者が相談しやすい雰囲気
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一方的な「指導」ではなく「対話」を大切にしてくれる
→ 書類のことも制度のことも、丁寧に教えてくれます。
👥 企業と監理団体は「チーム」です。良い関係を築けるところを選びましょう。
5. 変更を考える前にチェックしたいこと
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今の団体の対応にストレスを感じているか?
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実習生が安心して働けているか?
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金額に見合ったサービスを受けているか?
これらに「NO」が多ければ、監理団体の見直し時期かもしれません。
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➡️ 外国人技能実習生の日本語教育の重要性
➡️ 受け入れ企業が気をつけるべきトラブル対応
6. まとめ:監理団体の選び方は制度運用のカギ
監理団体は、技能実習制度を成功させるためのパートナーです。
問題のある団体と付き合い続けることは、企業にも実習生にも大きなリスクになります。
✅ 変更は可能
✅ 理由があれば正当な対応ができる
✅ 良い団体は「実習生と企業の両方に寄り添う」団体
今の団体に不満がある場合は、ぜひ一度見直してみましょう。
ワールドチアーズ協同組合でも、変更のご相談を受け付けています!
📌 お問合せはこちら: https://www.otit.go.jp/
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