こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
技能実習生を受入れる際、請求書に『JITCO』とあります。実際なんのためのものか、
どのように活用されているのか、よくわからないままお支払いしている受入れ企業様が
多いのが現状です。金額も資本金に企業の資本金によって違い、なんのために支払ってる
のかよいわからず最低でも1年間に5万円も支払わなくてはなりません。
ここで『JITCO』は本当に必要なのか必要ないのかについて私見で解説していきます。
そして受入れ企業にとって、この無意味なJITCOの種明かしをしていきます。
JITCOとは
JITCOとは2017年11月以前までは有効的な機関でした。(2017年11月以前までを
旧制度といい、2017年11以降は新制度という)
なぜならば技能実習生を受入れる際、監理団体は申請書類を直接、入管へ申請しておりま
したが、チェックが厳しかったり、やり直しが多かったりで、申請書が受理されるまで、
かなりの時間がかかることも多くありました。
そこでJITCOという機関が代わりに申請書類の迅速にチェックをし、さらに代わりに入管へ申請して頂けるため、当時は有効な機関でした。
しかし新制度になり監理団体を管轄する『外国人技能実習機構』という機関ができ、申請書類も迅速に対応して頂き、相談窓口もこちらの機関で済むようになり、監理団体にとってJITCOの有効性がなくなってきました。
旧制度では《JITCO(任意)》→《入管》の順での申請でしたが、
新制度では《外国人技能実習機構》→《入管》の順で申請となります。
しかし現在JITCOに加入している受入れ企業様は、
《JITCO》→《外国人技能実習機構》→《入管》とワンステップ多くなって、ほぼ意味のないことにお金を支払ってしまっております。
次にJITCOを活用した場合、監理団体のメリットとそのネタ明かしについて解説していきます。
JITCOを活用する監理団体のメリット
① 申請書類をチェックしてもらうことができ、申請がスムーズになる
監理団体は書類作成のプロなので基本的に申請書類のチェックを他の機関で確認してもらう必要はありません。
② 実習生がビザ更新の際、JITCOが代行で申請してくれるので監理団体の負担が減る
現在ビザの申請はオンラインでできます。パスポートと在留カードの郵送料はかかりますが、入管に出向く必要は基本的にありません。
③ 監理団体は受入れ企業の情報を管理するシステムを活用することができる
この管理システムはとても有効的ですが、他の企業でも取り扱っており、JITCOに加入してまで使用するシステムではありません。
まとめ
JITCOの加入について受入れ企業様がJITCOの料金を支払っているのに、受入れ企業にとってメリットがないということにお気づきでしょうか。
メリットはあるのは監理団体で受入れ企業側にとっては、ただ高いお金を支払っているのです。
ある監理団体には受入れ企業様からJITCOの料金をとってJITCOに加入しないところもあります。
こういう詐欺じみたことをする監理団体をなくし、受入れ企業様に対してもこの現状を強く知っていただきたいです。
ワールドチアーズ協同組合
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以上が、見積もり編 JITCOのご説明になります。
ぜひご参考ください。