面接で他社との差をつける方法 ②【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材雇用の『面接で他社との差をつける方法①』の続きになります。

前回でお伝えしたのは、面接による質問のポイントでした。

質問のポイントで日本語力や経験に基づいた能力を引き出すことができます。

さらに外国人応募者の潜在意識や潜在能力を引き出していくことで、自社に合う人物かどうか見極めることができます。

今回では面接時の質問で面接する外国人材の潜在能力を引き出す工夫の仕方を説明していきます。

外国人応募者の潜在能力を引き出す工夫

面接では「○○できますか」という質問をしてはいけません

面接では「○○できますか」といった、はい・いいえで答えられる質問ではなく、具体的に

「何ができるのか」「どんな手順でやったことがあるのか」を問う質問をしましょう。

「○○できますか」「〇〇をやったことがありますか」と質問すると、多くの場合

「はい、できます」「やったことがあります」という『はい・いいえ』で回答がくることがあります。「できる」の基準は人によって大きく差があり、面接官が期待するレベルに到達していない場合が多くあります。やったことがある内容も、どこまでが本人が実際に主体的に行ったことなのか把握することができません。

具体的な質問の例

パソコン(エクセル)のスキルを聞きたいときは……

×「エクセルは使えますか?」

〇「エクセルを使ってどんなことができますか?」

日本語と母国語の両方で面接する

日本語が上手な外国人材といっても、外国語である日本語では自分の意見を正確に表現するのが難しく、教科書通りの答えしか返ってこない場合もあります。

日本語と母国語の両方で面接すると、母国語で話す時の方がいきいきとして、日本語で話 す時よりも印象がよくなることもあります。

翻訳アプリを活用する

多言語対応については、外国語を話せる社員が対応する他、翻訳アプリやポータブル翻訳機なども活用できます。翻訳アプリ等については東京都「多言語対応協議会ポ ータルサイト」にて紹介されています。

「多言語対応協議会ポ ータルサイト」↓↓↓

2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた 多言語対応協議会ポータルサイト
「2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会ポータルサイト」は、東京2020大会に向けた多言語対応の推進のために役立つ、協議会情報や全国的な先進事例・参考資料等を総合的に紹介しています。

外国人の面接で確認すること

下記項目はそれぞれの評価に対する例になります。

質問するときは下記質問例のように『どんな』や『なぜ』と質問すると外国人応募者の能力を引き出すことができます。

日本語能力

① 日本語でのコミュニケーションに問題ないか

② 日本語の筆記力、読解力に問題ないか

日本への定着性

① 日本の商慣習・マナーを理解しているか

② 短期間で退職する可能性はないか

―質問例―

なぜ日本に留学したのですか?

なぜ日本で働きたいのですか?

日本で何年くらい働きたいですか?

日本のどこが好きですか?

協調性

① 日本人社員とコミュニケーションがとれるか

職務経験・ アルバイト経験

① 日本企業で働く自信を持っているか

母国での職務経験

① 社会人としての自覚や責任感を持っているか

② 同職種なら、職務能力がどれくらいあるか

熱意

① 入社したいという強い熱意が感じられるか

―質問例―

弊社のウェブサイトはご覧になりましたか?

入社したら、どんな仕事をしたいですか?

会社選びで何を重視しますか?

積極性

① 自分の意思をしっかり持って自発的に仕事に取り組める 資質を持っているか

リーダーシップ

① これまでの人生でリーダーの経験はあるか

② その資質があるか

 

面接で『面接で他社との差をつける方法 ①』と『面接で他社との差をつける方法 ②』を実施することで内容が濃く、効率の良い面接が行うことができます。

外国人応募者にとっても良い面接だと感じ、採用されれば嬉しさも増し、不採用であってもしっかりした企業だと感じられることになります。

この面接方法で他社との差を突き放しましょう。

ワールドチアーズ協同組合

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面接で他社との差をつける方法 ②【外国人雇用】の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人材と働くためのハンドブックを参考にしております。