こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
技能実習の3年間のうち2回試験がございます。
技能実習は3年間、条件によっては5年間可能ですが、3年間の実習を続けてするには
試験に合格しなければなりません。
どんな試験があるのかいつ試験があるのかなど、試験はとても重要な課題になりますので監理団体に相談し、対策等をしていきます。
試験はいつするの!?
試験は3年間で2回実施します。
1回目は、おおよそですが入国して7カ月~9カ月目に実施することが多いです。
2回目は、こちらもおおよそですが3年目の帰国する6カ月前に実施致します。
最近では、試験日が決定したら変更できなくなってきております。
試験日が決まりましたら、決定日でご対応できるようにしておきましょう。
試験内容
1年目
試験は基礎級となります。
学科試験と実技試験があり、両方とも合格しなければ2年目に移行することができなくなります。
試験の内容は職種にもよりますが、過去問がありますので、過去問からどんな内容が出るか確認すると、おおまか内容を把握することができます。
過去問がない職種に関しましては、問題集がありますので、問題集をよく理解し内容を把握していくことになります。
2年目
専門級の試験になります。
学科試験と実技試験があり、実技試験のみ合格する必要があり、合格しなければ4年目に移行することができなくなります。学科試験は任意ではありますが、両方受けておくと実習生のためにもなります。
試験対策
一番大事なのは1年目に実施する試験になります。ここで合格しなければ2年目にいくことができなくなるので、日々の勉強が重要になってきます。
試験対策3つのポイントをお伝えいたします。
日誌、日本語の勉強
日誌は日本語力UPにつながり、日々の仕事のことを書くことが多いので、仕事の復習にもなります。
一日1ページ、毎日日本語の勉強をするようにします。
仕事で大変でできない場合もありますが、なるべく毎日日本語の勉強をし、受入れ企業様や監理団体でチェックし、定期テストを実施すると日本語力が大幅にUPします。
試験内容の把握
監理団体から試験を実施する職種の、過去問や問題集をお渡しいたします。
受入れ企業様で過去問や問題集を見て把握して頂きます。
実習生に試験の過去問、問題集を教える
試験内容を把握して頂きましたら、試験日の2~3カ月前から少しずつ、試験問題を勉強していきます。
学科は日々勉強し、受入れ企業様のご担当者と答え合わせしながら勉強していきます。
実技は職種にもよりますが、練習用の機材を購入したりする場合もありますので、ご承知ください。
実技も実習生ができるまで練習し、実習生に自信をつけてあげることも大事になります。
合格した場合
1年目の学科試験と実技試験に合格した場合は、2年目に移行することができ、3年間働くことができます。2年目から3年目は試験がなく、そのまま移行できます。
3年目の実技試験に合格した場合は、条件にもよりますが4年目に移行することができ、プラス2年間働くことができます。4年目から5年目は試験がなく、そのまま移行できます。
不合格だった場合
1年目の試験が不合格だった場合、2年目に移行できなくなり、そのまま母国へ帰国することになってしまいます。
試験が受けられる回数は2回までとなっております。
一回目の試験が落ちても、もう一度チャンスがあります。
一回目の試験で学科が合格、実技が不合格の場合は、2回目は実技のみの試験になります。
3年目の試験も同じになります。
特に1年目で帰国となってしまうと、受入れ企業様、監理団体、技能実習生も不利益となってしまいますので、不合格とならないよう日々勉強するようにすることが非常に大切になります。
以上が検定試験のご説明でした。
技能実習生は仕事で大変ではありますが、日々の勉強も非常に大事になるので、受入れ企業様と監理団体と送出し機関が力を合わせて実習生の勉強の進み具合など見ていきましょう。
是非こちらの記事をご参考にしてください。
ワールドチアーズ協同組合
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