失踪の原因TOP3【外国人技能実習生】

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人技能実習生を雇用するにあたり、問題になっているのが失踪問題です。

技能実習生にとって失踪は完全な法律違反になります。

失踪するにも様々な原因はございますが、この失踪に関して少しでも把握できるようご説明いたします。

失踪率を下げ、より健全な制度をつくっていくことで技能実習は良いと思われるような制度になっていくことを望みます。

失踪の原因TOP3

第3位 コミュニケーション不足

まず、日々日本語を勉強していないとコミュニケーションを取ることも難しくなります。

日本語が上達すればするほど、受入れ企業様とのコミュニケーションがより深くできるようになります。

受入れ企業様側も実習生の気持ちを汲むことができ、実習生側も自分の意見や不満なども伝えることができ、お互いが気持ちの良い関係を築いていくことができます。

しかしコミュニケーションが取れなくなると、お互いネガティブな思考になってきます。

受入れ企業様側は、実習生の嫌な部分が目につくことが多くなったり、

実習生側は、言いたいことも言えずストレスが溜まっていき、自分のせいではないと思ってきてしまい、負の連鎖が起こります。

そのストレスが失踪に繋がっていきます。

第2位 賃金問題

まず雇用契約書とおりの賃金をもらっていない、雇用契約書とおり賃金を渡しているけど実習生が理解していないというトラブルが多いです。

実習生がしっかり理解しているか確認し、理解できない場合は監理団体に相談しましょう。

賃金での大きな問題は、最低時給よりも少ない金額、残業時間に対して残業代が少ない、給料未払いになります。これは完全違法になります。

お金の問題は即失踪につながるケースが多いです。

第1位 暴行、暴言

暴行は絶対にしてはいけません。暴行した時点でアウトです。

しかし仕事上、叱ることは必要ですが、難しいのが叱るのと暴言の境界線です。

暴言のなかでも人をバカにするような言葉もアウトです。

実習生との関係性によっても変わってきますので、やはりコミュニケーションが非常に大事になります。

失踪率

平成26年から今までのデータで、年間約2%の失踪率となっています。

失踪した場合

1, 監理団体に連絡

受入れている技能実習生が失踪した場合は、まずはすぐに監理団体に連絡しましょう。

監理団体が警察、外国人技能実習機構、入国管理局などにご連絡いたします。

2, 退職手続き

失踪した実習生の社会保険、雇用保険などの脱退手続きをします。

失踪した場合 初期費用などお金は戻ってくる?

失踪した場合、残念ながらお支払いしたお金が戻ってくることはありません。

技能実習生が失踪しないために、違約金や保証金を取っているところもあるそうですが、これは完全に違反行為で、受入れ停止処分になってしまうことになりますので、十分ご注意ください。

失踪を防ぐため、受入れ企業様、監理団体、送出機関で情報の共有、トラブル防止、トラブル解決に向けて協力していくことが重要になります。

ワールドチアーズ協同組合

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以上が技能実習生失踪についてのご説明になります。

コミュニケーションと日本語の勉強は非常に重要なので、受入れ企業様、監理団体で協力して実習生の日本語レベルを上げていきましょう。

是非この記事をご参照ください。