こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。
技能実習生を受入れる際、ほとんどの受入れ企業様は監理団体に『監理費』を支払わなければなりません。監理費とは監理団体が実習生を管理するためなどの費用になります。
こちら『監理費の相場』、『最低限必要な監理費』、『監理費の内訳』、を公開していきます。
監理費の相場
監理費は監理団体によって違い、統一されておりません。監理費が高いからといって監理が良いわけでもなく、安いからといって悪いわけでもありません。
基本的に監理費の相場は4万円といわれています。
一社に対しての受入れ人数によって金額は変わってきます。
最低限必要な監理費
① 一人の職員に対して25人実習生を管理するといわれております。
② 監理費の中に送出し機関の管理費(5000円一律)も含まれております。
③ 簡単に計算すると、40,000円(監理費)― 5,000円(送り出し管理費)×25(実習生の管理数)=875,000円になります。
中小企業なら健全経営の合格の目安は1人当たり経常利益50万円である。とも言われており、給与の3倍くらいの一人当たり粗利益がある会社は健全である。ともいわれております。
1社に対しての受入れ人数が多ければ金額は安くなっていきます。
監理費の内訳
監理費の内訳は下記のようになっております。
職業紹介費
① 職員給料手当
② 交通費
③ 採用面接費
④ 健康診断費
講習費
① 施設使用料
② 講師謝金等
③ 通訳謝金等
④ 集合講習資料費
⑤ 技能実習生宿舎管理費
⑥ 講習手当
⑦ 本邦外講習費
監査指導費
①監査・訪問指導人件費
② 監査・訪問指導旅費等
その他諸経費
① 渡航及び帰国費用
② 相談・支援費用
③ 実習継続支援費
④ 関係先負担金
⑤ 保険料
⑥ 通信運搬費
⑦ 消耗品費
⑧ 賃借料
⑨ 送り出し機関管理費
⑩ 雑 費
以上が監理費の内訳になります。
監理団体にとって主に、(1)職業紹介費の職員の給料、(3)監査指導費の交通費、(4)消耗品費、賃貸料、送り出し管理費がかかります。
監理費のしくみについておわかりいただけましたでしょうか。
監理費5,000円も安いだけで一人に対して36か月なので18万円も変わってきます。
10人だと180万円も変わってきますので、監理団体に監理費についてしっかり確認し、良い監理団体を選んでください。
ワールドチアーズ協同組合
Facebook: https://www.facebook.com/worldcheers2015
Instagram: https://www.instagram.com/worldcheers/
Twitter: https://mobile.twitter.com/worldcheers1
YouTube: https://youtube.com/channel/UCtJ5JbNovbKgvK2zi8zeEag
以上が、見積もり編 講習手当のご説明になります。
ぜひご参考ください。