休職、休暇、休業についての説明【外国人雇用】

外国人雇用

こんにちは、ワールドチアーズ協同組合です。

外国人材を雇用する際、休職、休暇、休業の説明をする必要があります。

有給については知っている外国人は多いですが、休職、休暇、休業の違いは日本人でも正確にわかる人が少なく思えます。

たとえば休職した場合は、会社から給料が発生するのか、国からお金がもらえるのか、などどのようなシチュエーションだと補償が出るのか境界線を伝えることで、理解して休みをとることができます。

休職、休暇、休業は少し似ている言葉なので、ひとつひとつ丁寧に説明することが大事になります。

「休職」、「休暇」、「休業」は間違えやすい部分です。特に、休みの間も給料が出るかどうかはトラブルにつながる場合があります。3つの休みの違いを説明していきます。

説明例

① 休職は、あなたが、あなたの都合で働けなくなって、会社があなたに「休んでください」と言って長い間会社を休むことです。

② あなたが休む理由によって、 休職か、休暇か、 休業かが変わります。

③「休職」と「休暇」と「 休業」は間違えやすいので、気を付けてください。どんな理由でどんな休みになるかは、下記のとおり書いてあります。

休職

どんな休み = 仕事以外でのけが・病気などで働けないとき

会社からもらえるお金 = もらえません

国からもらえるお金 = 場合によります

休暇

どんな休み = 自分で「休みたい」と言って会社に許可をもらったとき

会社からもらえるお金 = 休暇の日数などによります

国からもらえるお金 = もらえせん

休業

① 会社の都合で、会社が「休んでください」と言ったとき

会社からもらえるお金 = 休業3日目まではあり、休業4日目以降は会社によって違います

国からもらえるお金 = 休業3日目まではなし、休業4日目以降はあります

②仕事中のけが・病気で働くことができないとき

会社からもらえるお金 = 会社によって違います

国からもらえるお金 = あります

③子どもを産むために休むとき

会社からもらえるお金 = 会社によって違います

国からもらえるお金 = あります

④育児や介護のために休むとき

会社からもらえるお金 = 会社によって違います

国からもらえるお金 = あります

上記の説明でもわかるように、休職と休業では大きく違うことがわかります。

特に休業に関しては、労働者にとって補償してほしい部分なので、その分け目を知ることで、変な休み方をしたりすることはなくなり、しっかり制度に沿った休みを取得するようにもなります。

このような休みの違いを説明することで、他社との差別化ができ、よりよい会社へと発展していきます。

外国人材だけでなく、日本人然り、会社全体が働きやすい環境になります。

ワールドチアーズ協同組合

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休職、休暇、休業についての説明【外国人雇用】

の説明となります。

是非この記事をご参考ください。

※この記事は外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集を参考にしております。